がん診療について

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田川市立病院のがん検査・治療・緩和ケアなどについて

 

  がん検診・検査    がんの治療    緩和ケア    がん相談    院内がん登録    がん化学療法レジメン

  





がん検診・検査

 「検診」は、特定の疾患を発見するために行われます。代表的なものとしてがん検診があります。特に「肺がん・大腸がん・胃がん・乳がん・子宮頚がん」の検診は「5大検診」と呼ばれています。これらのがんは、罹患率や死亡率が高い一方で、早期発見、早期治療により死亡率を減少させることができるため、国が検診の受診を勧めています。
 田川市では、乳がん検診、子宮頸がん検診、胃がん検診に補助があります。

 
■田川市では以下の検診に補助があります

   料金(田川市国保加入者) 料金(左記以外)
 乳がん検診★ 田川市の40歳以上の女性 1,000円 3,000円
 子宮頸がん検診★ 田川市の20歳以上の女性 1,000円  3,000円
 胃がん検診 田川市の50歳以上の人 1,500円 4,000円

★…田川市の検診無料クーポン券が使えます。クーポンには年齢の条件があり、対象者には市からクーポン券が郵送されます。

  詳しくは田川市保健センター(TEL:0947-44-8270)へお問い合わせください。 



 胃がん検診は、まずは田川市の保健センター(TEL:0947-44-8270)へ受診条件を問い合わせの上、申し込みください。
 その他検診の問い合わせ・申し込みは医療支援センターへご連絡ください。医療支援センターについてはこちら別ウィンドウで開きます

 田川市立病院では、がん検診のほかに、全身の健康状態を総合的に検査する一般健康診断や、生活習慣病予防を目的とした特定健診も行っています。

一般健康診断や特定健診の検査項目や料金、受診方法等、詳しくはこちらをご覧ください。別ウィンドウで開きます



がんの治療

 多くのがんでは、進行の程度を「病期(ステージ)」で示します。治療の方法については、医師と患者さん等で相談しながら、
年齢や体調、がん以外の病気の有無等を踏まえた上で効果が期待される治療を選択します。

手術療法(外科治療)
 手術でがんを取り除く方法です。がん細胞は、周囲の組織に広がったり(浸潤)、リンパ管や細かい血管に入りリンパ節や他の臓器に広がったり(転移)することがあります。そのため、がんだけでなく、がんができた臓器を大きめに切除する、周囲のリンパ節等も一緒に切除することもあります。

【内視鏡手術】
 消化管にできるがんは早期に発見されると、体に侵襲の少ない内視鏡治療にて完治が可能です。このようながんは症状を伴わないことが多いため、早期発見のためには検診が重要です。現在無症状でも、検診目的の内視鏡検査をお勧めします。消化器内科についてはこちら別ウィンドウで開きます 


【外科手術】

 胃がん、大腸がん(結腸・直腸がん)では、根治性や安全性を十分に考慮し低侵襲の腹腔鏡手術を積極に行っています。肝がんでは、手術シミュレーションによる安全な手術で対応し、胆道・膵臓がんでは高齢の患者さんでも、体力があればご本人の意思を尊重した根治手術を行います。乳がんに対しては手術後の整容性に配慮した乳房温存手術を取り入れています。肺がんでは、進行程度が早い段階であれば低侵襲性の胸腔鏡手術を行うことができます。進行した肺がんに対しては、呼吸機能に配慮して最適な手術を行います。外科についてはこちら別ウィンドウで開きます


内視鏡手術






                                                           

                                  

                                                      ▲内視鏡手術の様子


薬物療法

 薬物療法には「化学療法」、「内分泌療法(ホルモン療法)」、「分子標的療法」等があります。

 薬物療法は、手術療法や放射線治療と組み合わせて行うこともあります。当院では入院治療だけでなく、外来で通院しながら治療する外来治療も行う外来化学療法室があります。外来化学療法室では、主に、大腸がん、胃がん、乳がん、前立腺がん、腎細胞がん等の患者さんに対して、年間400症例程の抗がん剤治療を行っています外来化学療法室についてはこちら別ウィンドウで開きます                                             
外来化学療法室

                                                        ▲外来化学療法室




緩和ケア

 がんに伴って生じる苦痛を和らげるため、多職種による緩和ケアチームが一体となってサポートします。
緩和ケアチームは緩和ケア内科医師、緩和ケア認定看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー等で構成され、患者さんやそのご家族の、身体的・精神的・経済的・社会的な辛さの軽減を図ります。緩和ケア内科(緩和ケアセンター)についてはこちら別ウィンドウで開きます



緩和ケアセンター

                ▲緩和ケアセンター(談話室)





がん相談

 当院では、がんと診断された方に対し以下のようなサポートを行っています。


■セカンドオピニオン

  セカンドオピニオンとは、患者さんやそのご家族が、病気に対する診断や治療方針を、主治医とは別の医師にアドバイスを受けることです。

 セカンドオピニオン外来(無料・予約制)では、検査や治療は行いませんので、原則として、患者さんの主治医からの紹介状(診療情報提供書)が

 必要となります。セカンドオピニオンについてはこちら別ウィンドウで開きます


■がん相談

  がんと診断された後、医療費や生活費などのお金のことも不安になることかと思います。患者さんの心理的・経済的・社会的な負担や不安を少しで

 も軽くするために、高額療養費制度・疾病手当金等の活用できる制度等もご紹介しています。 医療支援センターについてはこちら別ウィンドウで開きます  


                                           患者相談

                                   


院内がん登録

 「院内がん登録」は、がん医療の提供を行う病院で、がん医療の状況を的確に把握するため、診療したがんの罹患、診療、転帰等に関する詳細な情報 

 を記録し保存する仕組みです。田川市立病院でも、「院内がん登録」を実施しています。


 <院内がん情報の活用例>

  病院では、がんに関する状況を的確に把握し、治療等の結果等を評価したり、他院の評価と比較したりして適切な医療を提供するために活用しています。院内がん情報等を国立がん研究センターが全国規模で収集し、その情報を基にしたがん統計等の算出等を行い、公表することで行政ががん医療の分析・評価をして政策等に活かしています。



がん化学療法レジメン

 田川市立病院のがん化学療法レジメンは、地域の保険薬局等の薬剤師等が利用するために公開しています。

 

 がん化学療法レジメンについてはこちら別ウィンドウで開きます

 





 ※レジメンとは

  がん薬物療法における抗がん薬、輸液、支持療法薬等を組み合わせた時系列的な治療計画のこと

                                                  うさっちょ
 








 

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(ID:1562)
田川市立病院

〒825-8567  福岡県田川市大字糒1700番地2   Fax:0947-45-0715  

電話番号:0947-44-2100

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