病院事業管理者あいさつ

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鴻江俊治先生

田川市 病院事業管理者 (こうの)() (しゅん)()

 

  田川市病院事業管理者に就任し、2年が経過しました。そのうち昨年の一年間、当院は新型コロナウイルス感染症対策に明け暮れました。松隈病院長の陣頭指揮のもと、筑豊地区唯一の感染症指定医療機関の責務を果たし、多くの感染患者さんの診療に尽くしました(詳細は病院長あいさつをご覧ください)。

 ウィズコロナそしてアフターコロナの対応ですが、当院の経営の基本的考え方「三方よし」は変わりません。①当院は患者さんが満足する医療を提供し、②それが田川の地域に貢献することで市民が納得する、③さらに安定した病院経営が成り立つ、この三方の喜びを目指し続けます。

現在、重点的に取り組んでいる課題は以下のとおりです。

 


 1.コロナ禍においても田川の救急輪番制度を維持し、救急医療を守ります。
 地域住民の皆様が田川の医療に最も強く要望することが救急医療の充実、「断らない
医療」であることは明らかです。ところが、救急医療の現場から新型コロナ感染が病院内に侵入する事例が他地域で多く発生しました。そこで、救急患者の診療に際し、万全の感染対策を講じるため、多大な時間とマンパワーが必要になりました。やむを得ず救急車の受け入れができないことがあります。例えば、1台目の救急車が新型コロナ感染疑い患者さんの場合、2台目の救急車を同時には受け入れられません。地域の皆様にはご迷惑をおかけしますが、病院としては新型コロナ対策と救急医療の両立に精一杯努めています。ご理解をお願いします。

 

 2.田川市の第6次総合計画「やっぱり田川で暮らしたい」を推進するため、小児・周産期医療、在宅・緩和医療、健診・検診事業、災害医療などの充実を図ります。
 1)地方の活性化に必要な次世代を担う子ども達が健康に成長するよう、安全・安心な妊娠・出産と小児の健康を守ります。
 2)高齢者が過ごしやすい生活環境を支えるための在宅医療と、穏やかで安らかな最期が迎えられるための緩和医療を充実させます。
 3)特定健診と保健指導、各種がん検診などを通じ、様々な疾病と未病の早期発見、さらに予防に貢献します。

 4)もしもに備え、災害時にも田川地域の災害拠点病院として必要な医療を提供する準備を怠りません。当院のDMAT(災害派遣医療チーム)は常に訓練を積み、職員も定期的に災害時訓練を行っています。


 3.医療の質を維持・向上するための優秀な人材(医師、看護師、薬剤師等)の確保に日々努力します。

 都市部勤務を希望する医療従事者が多いなか、こまめな情報収集、積極的勧誘、人脈による依頼、雇用条件の改善など、あらゆる手を尽くし、田川で働く人材を求めています。

 

 

 人口が減少しても必要かつ十分な医療を田川に提供するため、当院だけでなく田川医療圏全体で地域医療を守らなければなりません。厚労省による地域医療構想を進めるなかで、田川にあるべき病院はどのような施設か? 数年来、考え続けています。個人的意見としては、田川市郡(田川医療圏)に人材と設備が充実したベッド数400前後の病院をつくることです。それは今の田川にはない大規模で、24時間の万全な救急体制と現状より高度な医療を提供できる基幹病院です。そのためには、当院を主体とした田川の病院群の統合が必要です。現時点では、とても難しい事業ですが、将来の田川の繁栄に欠かせないと考えます。少しずつですが前進するよう励みます。

 

 田川市立病院の理念に掲げられた「選ばれる病院」を確立するため、職員一同、これからも全力を尽くします。宜しくお願い申し上げます。

令和3年6月

 

 

 

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