当院は基幹型として、また、協力型(九州大学、九州医療センター、九州中央病院と連携)として研修医を受け入れ、大学卒業後1~2年目の新人医師教育を行っています。必要にして十分な研修プログラムを作成し、それを研修医の要望に応じて調整し、各研修医独自のオリジナルプログラムを作り上げます。また、実際の研修の達成状況を管理しています。
令和2年度より「T(トータル)Q(クオリティ)M(マネージメント)活動」と称し、患者サービスの向上、医療の質、病院の改善につながるテーマを部署毎に決め、一年間を通じ、部署単位で研究し、改善活動を行う体制があります。患者さんに適切な医療を安全に提供するためには医療の質を高めなければなりません。全職員一丸で患者さんがより満足することができるよう活動を行っていきます。
明日からの診療の充実を目指し、各職員は自分達の専門領域について診療実績をまとめ、研究し、学会等で発表しています。当センターは学会発表等の準備に関し、協力・支援を行います。また、各人の発表内容を院内掲示の形で他領域の職員にも広く周知することで、お互いの知識共有と励みになっています。
地域住民の皆さんに健康と病気に関する正しい知識を持ってもらうため、当院の各専門領域のスタッフが
出向いてお話をする「出前講座」は、平成25年に始まり、毎年10~14か所の公民館をお訪ねしています。
平成31年4月から、地域住民の皆さんを対象に、生活習慣病などの予防や日頃の健康増進に役立つ内容を毎月1回、当院で開催しています。また、講座終了後に健康体操指導や健康に関するお悩み相談も実施しています。どなたでも参加できますので、ぜひ参加してください。
平成31年5月から、地域の先生方との連携を深めるために当院の各診療科の医師による研修会を毎月1回開催しています。開業医の先生や看護師さん等が一般臨床で使える知識(日常よく見かける病気のこと、新しい治療方法や薬剤、患者さんに対する指導方法など)を紹介したり、日常診療での疑問に答え、討論するカンファレンスとしています。