整形外科は、常勤医師4人、非常勤医師3人で診療しています。外傷は骨折、軟部組織損傷があり、骨折治療は骨折のタイプに応じ強固な固定を行い、早期リハビリによる社会復帰を目標としています。特に高齢者に多く発症する大腿骨近位部骨折も年間80例実施しています。また積極的に学会や研修会に参加し、最新の治療法を行えるように取り組んでおります。慢性疾患は関節外科を中心に、膝半月板損傷や変形性膝関節症に対する関節鏡治療を年間約70~80例行っています。また、加齢に伴う関節変形に対し、人工膝関節や人工股関節置換術も年間約70例行い、高齢者の日常生活の改善に役立っています。その他、外反母趾の手術と良性腫瘍の摘出も多数行っています。
今後ますます高齢化の進んでいく田川市郡において骨粗鬆症性骨折(大腿骨近位部、脊椎、橈骨遠位など)が増加していくと考えられます。骨折予防のため骨粗鬆症治療にも重点を置き、骨粗鬆症性骨折を起こした方を早期に加療し受傷前の生活スタイルに戻れるよう地域医療施設や介護施設とも連携しながらスムーズに地域連携が図れるような体制をつくれるようにしていきたいと考えております。
久枝 啓史(ひさえだ けいじ) 部長 平成9年卒
[専門分野]整形外科一般
[主な所属学会及び取得資格]
日本整形外科学会専門医
西日本整形・災害外科学会
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会
日本肩関節学会
日本股関節学会
日本人工関節学会
日本手外科学会
日本足の外科学会
日本骨折治療学会
日本整形外科スポーツ医学会
[ひとこと]
膝・肩・股関節を中心に田川のみなさんの役に立てればと思います。
櫻井 立太(さくらい りゅうた) 医長 平成25年卒
[主な所属学会及び取得資格]
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定リハビリテーション医
ロコモアドバイスドクター
西日本整形・災害外科学会
PHICIS(Pre Hospital Immediate Care In Sports)[Level2]
[ひとこと]
田川と周辺地域のみなさんに安心していただけるような診療を心がけます。
伊田 修陸(いた しゅうへい)
医員 平成30年卒
[主な所属学会及び取得資格]
日本整形外科学会
[ひとこと]
伊田修陸と申します。伊田の由来は田川の伊田からきており、現在は嘉麻市に住んでおります。
筑豊出身として、しっかり貢献していきますのでよろしくお願いします。