病院長あいさつ

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松隈病院長

   病院長 松隈(まつくま) 哲人(あきと)

 

 

                        
 

 当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。


 新型コロナウイルス感染症は令和5年5月に感染症法上5類に移行となり、その後8月~9月に発生した第9波、令和6年2月に発生した第10波ともさほど大きな流行とはならず、以前のような病床逼迫を生じずに済みました。これは感染やワクチン接種により免疫を獲得した人の割合が増えたことが要因と考えられます。街中でマスクを着用している人も減っていますが、当院は二類感染症指定医療機関でもあり感染対策として職員だけでなく受診される方を含め入館の方全てに院内でのマスクの着用をお願いしており入院中の方への面会制限も継続しています。

 当院は令和5年8月に福岡県から紹介受診重点医療機関の指定を受けました。これはかかりつけ医などからの紹介状を持って受診していただくことに重点をおいた医療機関です。紹介状のありなしに関わらず当院を受診していただくことは可能ですが、紹介状なしの受診では一部負担金とは別の料金(選定療養費)が原則必要になります。紹介受診重点医療機関では、例えば外来受診時の待ち時間の短縮や勤務医の外来負担の軽減につながることが期待されています。特に田川のように医師数など医療資源が都市部より少ない地域ではかかりつけ医と病院との役割分担の明確化・連携の推進が重要であり、病院は専門的な外来と入院診療に特化した機能が求められています。したがって当院で急性期の治療を受けられ病状が落ち着いた方については、原則としてかかりつけの先生にその後の診療を継続していただくことになります。

 また、令和6年4月からは医師の働き方改革(時間外労働の上限規制)が始まりました。当地区での夜間・休日の救急診療は主に軽症の一次診療を行う田川医師会運営の田川地区急患センターに加え複数の救急告示病院で二次輪番制を敷いてそれぞれの病院に負担が集中しないような体制をとっていますが、医師の時間外労働の多くを占めるのはやはり急患対応です。救急の現場ではご高齢であるにも関わらず、これまで大きな病気をしていないからという理由でかかりつけ医を持たない患者さんが搬送され、重大な病気が見つかることが時折あります。未病という言葉をご存知でしょうか。これは健康と病気の間にあり病気にはまだ至っていないが健康からは離れつつある状態を指します。2000年以上前の中国の書物『黄帝内経素問』に「聖人は未病を治す」と書かれていて、予防の重要性が既に認識されていたことがわかります。人生100年時代とも言われる今、健康寿命を伸ばすためにも是非ある程度の年齢になったらかかりつけ医を持って生活習慣病などの予防につなげていただきたいと思います。



 

令和6年6月

 

 


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