診療内容等
田川市立病院呼吸器外科は、平成28年7月に設立しました。それまでの呼吸器外科疾患の専門的診療は田川医療圏外への通院を余儀なくされていました。国立がん研究センターがん情報サービスganjoho.jpが公表した2019年のがん統計では最も死亡数が多いがんは肺がんでした。今後も肺がん診療の重要性は高まるばかりと考えられます。特に呼吸器外科の多くは大都市圏に設立されますので、田川医療圏の患者さんが呼吸外科医による専門的診療が受けられることは大きなメリットです。
呼吸器外科では、主に肺・縦隔(両方の肺に挟まれた心臓などのある部分)の疾患を診療しています。原発性肺がん、転移性肺がん(他臓器のがんから転移した肺の腫瘍)、良性腫瘍、縦隔腫瘍、自然気胸などの疾患に対する治療や、肋骨骨折、外傷性血気胸、肺挫傷などの救急胸部外傷に対する治療を行っています。また、がんや胸水に伴う胸水や膿胸に対する治療も行っています。
その他、胸部CT検査や気管支鏡検査などによる診断も行っています。咳が続く、痰に血が混じる、肺に影があると言われたなど、気になることがありましたら、まずは気軽にご相談ください。
患者さん一人ひとりに最適な医療を提供することを心がけています。田川医療圏の肺がん・呼吸器疾患診療の向上をこれからも推進していきますので、今後とも宜しくお願い致します。
外来診療担当医表
| | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
外科 | 新患・再来 | 松隈 哲人
中司 悠 | 丸山 晴司
乳腺外来 鴻江 俊治 | 丸山 晴司
高橋 郁雄 | 松隈 哲人 中司 悠
血管外科外来 (第2) 非常勤医師(九大) | 高橋 郁雄
松隈 哲人 |
呼吸器外科 | 新患・再来 | - | - | - | (第1・3)
非常勤医師(九大) | - |