平成26年7月24日、内科(糖尿病内分泌)の横溝久医師による院内講演会を開催しました。
今回の院内講演会は、医療関係者向けの内容で、医師や看護師などが参加しました。
横溝医師は、この2・3年で糖尿病薬が変わってきていることから、新しい薬の使用方法や注意点などについて講演しました。
質疑応答の時間には、医師から薬の特性についてなど活発に質問があり、大変有意義な講演会となりました。
今後も、職員の知識の向上や技術の習得のために院内講演会を積極的に行っていきます。開催した講演会は、随時ホームページでご報告していく予定ですのでご覧ください。
また、市民の方や医療関係者の方の参加もお待ちしています。開催日が決まりましたら、ホームページや院内に掲示してご案内しますので、ぜひ、ご参加ください。
■演題 「糖尿病薬の使い方について」
■講師 内科(糖尿病内分泌) 医長 横溝 久 医師
■内容
・「インスリン分泌不全」や「肥満に伴うインスリン抵抗性」と高血糖について
・2013年血糖コントロール目標改訂
・2型糖尿病薬物療法の推奨アルゴリズム(ADA/EASDコンセンサス2012)
・病態にあわせた経口血糖降下薬の選択(2014-2015 糖尿病治療ガイド)
インスリン抵抗性改善系(BG、TZD)
インスリン分泌促進系(SU、グリニド、DPP-4阻害薬)
糖吸収、排泄調節系(α-GI、SGLT2阻害薬)
・インスリン療法について など
(質疑応答)
・同一種類の薬剤の使い分け
・周術期の血糖管理 など
<講演の様子>