※助産師外来は無料です(「妊婦健康診査補助券」を使用します)
☆妊婦健診の検査について
●HTLV-1抗体検査(第1回目)
HTLV-1ウイルスの多くは母乳を通して、赤ちゃんに感染し、赤ちゃんが大人になった時に、成人T細胞白血病を引き起こすことがあります。
●クラミジア検査(第3回目)
母体に性器クラミジア感染がある場合、分娩時に産道で赤ちゃんに感染し、新生児クラミジア結膜炎、咽頭炎、肺炎などを起こすことがあります。検査で陽性の場合は抗生剤を内服し、治療します。また、配偶者も「泌尿器科」で検査し、治療が必要です。その間の夫婦関係は禁止です。治療1か月後、再検査をします。
●貧血の検査(第1回・第6回・第8回目)
貧血がある場合は、食事指導及び内服薬を処方します。
●血糖検査(第1回目は随時血糖・第6回目は糖負荷検査)
血糖が高い場合は、より詳しい検査(75g経口ブドウ糖負荷試験)をします。
→この結果で血糖が高い場合は栄養指導(栄養士担当)と糖尿病内科を受診します。
●GBSスクリーニング(第9回目)
B群溶血性連鎖球菌(GBS)という細菌は、分娩時に産道で赤ちゃんに感染し、まれに赤ちゃんの敗血症や肺炎、髄膜炎引き起こします。検査で陽性の場合は分娩中にお母さんへ抗生物質を投与し、赤ちゃんへの感染を予防します。 ※陽性でもお母さんには影響はありません。
●NST検査(第11回目):お腹の張りや赤ちゃんの元気の良さを確認します。
☆外来健診料について
① 妊婦健診料:「田川市立病院 妊婦健診予定表」をご参照ください。
② 産褥1か月健診料 母親(3,500円) 新生児(3,000円)
③ 母乳外来(税抜) 初回 2,500円 2回目以降 2,000円
※当院で分娩された方は、初回も2回目以降の料金で受診できます♪
断乳初回 3,000円 2回目以降2,000円