田川市立病院では、突然の心停止をきたした患者さんへの迅速な蘇生処置や蘇生チームとしての役割や理解、院内急変対応規約を順守した
対応ができることを目的として、令和5年8月27日(日)に「院内ICLSコース」を開催しました。
今回は、染谷一貴先生(戸畑総合病院)と今村克郎先生(今村クリニック)を講師に迎え、研修医3人、看護師1人、医療技術者1人がコース
を受講しました。
※ICLSとは「Immediate Cardiac Life Support」の略称です。
ICLSコースは、医療従事者のための蘇生トレーニングコースで、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を
習得することを目標としています。
一般の方でもできる一次救命処置(AEDの使用など)はBLS(Basic Life Support)と呼ばれ、医療の専門的な器具や薬品などを使わない
心肺蘇生を指します。
当日のコース内容
・BLS ・気道管理と挿管 ・モニター、除細動 ・プライマリABCD ・VF/脈なしVT ・PEA/Asystole
・急変対応(メガコード) ・修了式