平成28年度 総合医学会第2回例会を開催しました 医療の質(10月21日)

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 平成28年10月21日に、総合医学会第2回例会を開催しました。「良質かつ効率的な医療の提供を目指して」をメインテーマとし、看護部門、医療技術部門、事務部門がそれぞれ発表しました。

 

 

総合医学会 第2回例会  平成28年度テーマ 『医療の質』

 

 

開会あいさつ  総合医学会準備委員会委員長

 

 

 【看護部門】 

 「当院における褥瘡予防・管理対策」 

 

 

 【医療技術部門】

  「婦人科外来における入院前術前中止薬確認支援プロトコール作成と実施」 薬剤科

 「マニュアル作成による画像診断業務の安全性向上についての検討」 放射線技術科

 「パニック値の設定・運用と見直しの検討」 臨床検査科

 「疾患別リハビリテーション実施マニュアルの作成」 リハビリテーション技術科

 「医療機器の中央管理に向けて」 臨床工学技術科

 「適切な診療記録管理への取り組み」 診療情報管理室

 「適切な食事提供について」 栄養管理科 

 

 

 【事務部門】

  「クレーム初動対応の改善について」 

 

総 評   病院事業管理者 

 

閉会あいさつ   総合医学会準備委員会委員長 

 

 

平成28年の総合医学会のテーマである「医療の質」を向上させるため、各部門が現在の課題の中から病院機能評価に関連する内容を取り上げて発表しました。  

 

 ●看護部門

 患者さんの褥瘡予防や治療などの対策を重要視し、当院における過去2年間の褥瘡発生の現状を分析し、今後の課題について検討することとしています。現状調査方法として、当院の患者層や褥瘡ケアの実施内容等、数項目を挙げて調べています。また、当院の褥瘡推定発生率や褥瘡有病率などで現状を報告しました。院内発生0%を目指し、改善に向けて取り組んでいます。

 

 ●医療技術部門

 薬剤科や臨床検査技術科などの各医療技術部門では、患者さんが安全かつ円滑に診療を受けられるように、現状を分析し、課題を取り上げ、マニュアルや今後の取組内容を報告しました。例えば、平成29年4月にMEセンターの稼働に向けて取り組んでいる臨床工学技術科では、患者さんが安全に医療を受けられるように院内の医療機器を集中管理し、効率的に活用するとともに医療機器の様々な点検を行えるようマニュアルの作成等を予定しています。

 

 ●事務部門

 

  事務部門では、医療現場と関係のある院内暴力対策に着目し、課題としている悪質なクレームが発生した際の初動対応の遅れについて説明し、現場の声を反映させたマニュアルを作成するなど今後の方針を発表しました。

 

 

 次回の第3回例会と平成28年度の総まとめとなる総会では、各部門が現在検証している内容の結果報告や医師による発表を予定しています。

 

  

総合医学会第2回例会

  

総合医学会第2回例会

   

 

 

 

 

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