平成28年12月9日に、総合医学会第3回例会を開催し、診療部門が発表しました。
総合医学会 第3回例会 平成28年度テーマ 『医療の質』 開会あいさつ 総合医学会準備委員会委員長 【診療部門(内科系)】 「大腸ポリープ内視鏡治療~クリニカルパスの改訂へ~」 消化器内科 「外来血液透析患者のCKD-MBD管理目標達成率」 腎臓内科 「当院における急性心筋梗塞の治療成績・予後について」 循環器内科 「小児科入院症例の主要疾患別診療実績」 小児科 【医療技術部門】 「退院支援への適切な対応~業務マニュアル・業務フローの作成~」 医療連携室 【診療部門(外科系)】 「大腸癌に対する当科診療の現状」 外科 「大腿骨近位部骨折における手術待機期間と合併症の発生率」 整形外科 「当科における診療実績~膀胱癌を中心に~」 泌尿器科 「子宮内掻爬術における傍頸管ブロックの有効性の検討」 産婦人科 「当院における周術期口腔機能管理について」 歯科口腔外科 総 評 病院事業管理者 閉会あいさつ 総合医学会準備委員会委員長 |
平成28年度の総合医学会は、第1回例会では病院機能評価受審に向けて中津市立中津市民病院 病院長 是永大輔先生に講演していただき、第2回例会では看護部門、医療技術部門、事務部門が現在の課題の中から病院機能評価に関連する内容を取り上げて発表しました。
今回の第3回例会では診療部門が診療の現状や治療実績、治療内容の検討結果などを発表しました。
例えば、整形外科の「大腿骨近位部骨折における手術待機期間と合併症の発生率」 では、早期に手術加療が適応となる大腿骨近位部骨折において、手術待機期間の差により合併症の発生率や在院日数に違いがあるか検討されました。当院の平均手術待機日数は3.03日であり、ガイドラインの7日よりも短いことがわかりました。その他にも手術待機日数を3日以内と4日以降に分けて合併症の発生率や術後在院日数などを検証し報告しました。
今後、各部門は第2回例会、第3回例会で発表した内容の検討を更に進め、総まとめである総会で報告する予定となっています。