令和7年8月よりマンモグラフィ装置が新しくなりました。
マンモグラフィは病変の位置や広がりを調べるための乳房専用のX線検査です。乳腺の重なりを少なくするために、2枚の板の間に乳房を挟んで圧迫し、薄く伸ばして撮影します。薄くすることで放射線量を少なくする効果もあります。
また、マンモグラフィは、乳房を触ってもしこりがわからないようなタイプの乳がんを石灰化病変として描出することに優れています。呼吸などによる動きのアーチファクト(ノイズ)をなくすためにも、しっかりと圧迫固定して撮影しますので、痛みがあると思います。痛みが我慢できない時は、遠慮せず撮影技師にお伝えください。
新しく導入した装置には、圧迫効果を変えることなく圧迫圧を軽減する機能がありますので、痛みを少し和らげることが出来ます。痛みを軽減するコツとして、緊張などで身体に力が入るとより痛みを感じやすくなりますので、なるべくリラックスした状態で検査に臨むことと、乳房の張りが少ないとされる月経周期の7~10日後に検査されることをお勧めします。
現在、女性技師1人のため男性技師が担当することがあります。女性技師を希望される場合は予め連絡確認をお願いいたします。勤務の都合上、当日では対応できない場合もあります。