病院長あいさつ

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荒木院長(R8)
荒木優
 











 みなさま、こんにちは。
 2025年4月より田川市立病院の院長を拝命いたしました、荒木と申します。循環器内科医として2022年より当院で診療に従事し、昨年から1年間、院長職を務めてまいりました。今後も引き続き、地域のみなさまに信頼される病院づくりに、より一層尽力してまいります。
 当院は、JR田川伊田駅から北へ約3kmの高台に位置し、徒歩5分の距離には平成筑豊鉄道・田川市立病院駅があります。田川市および田川郡を中心とした田川医療圏の医療を担う公的病院です。診療体制としては、内科系では循環器・消化器・腎臓の臓器別チームに加え総合診療科を設置し、外科系では一般外科、整形外科、泌尿器科、産婦人科が主に入院診療を担当しています。さらに、小児科、形成外科、皮膚科、眼科、麻酔科、放射線科、歯科・歯科口腔外科にも常勤医が在籍しています。外来診療には非常勤医も加わり、入院が必要な場合には常勤医と速やかに連携し、治療方針を決定しています。
 また、当院は総合病院として外来・入院・救急医療を担うとともに、第2種感染症指定医療機関として新興感染症に対応し、災害拠点病院としての役割も果たしています。職員一同、日頃より研修や訓練を重ね、有事に備えています。
 地域への取り組みとして、健康講座の開催や医療従事者向けオープンカンファレンスを定期的に実施し、予防医療や医療の質向上にも力を入れています。
 さらに、2023年4月には田川地区で初となる緩和ケアセンターを開設し、入院での緩和ケア提供体制を整備しました。多くの患者さんやご家族から高い評価をいただいています。
 一方で、我が国では人口減少や医療資源の偏在が進み、特に地域医療においては限られた資源を有効に活用し、持続可能な医療体制を構築することが重要となっています。田川医療圏では、夜間・休日の救急医療を輪番制で担っており、必ずしもかかりつけの医療機関へ搬送されない場合があります。その際には、病状に応じて医療機関同士で連携し、平日日勤帯での転院調整を行っています。
 また、当院は2023年8月に紹介受診重点医療機関の指定を受けました。これは、軽症や安定した患者さんは地域のかかりつけ医が診療し、専門的治療が必要な患者さんを総合病院が担うという役割分担を推進する制度です。受診の際には、まずかかりつけ医を受診し、紹介状をご持参いただくことを原則としております。
 こうした体制の中で、ご不便をおかけすることもあるかと存じますが、私たちは「患者さん」「地域」「病院」が互いに支え合いながら、より良い医療を実現できるよう努めてまいります。
 今後とも、田川市立病院をどうぞよろしくお願い申し上げます。




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