平成28年度 市民公開講座 田川の医療を守ろう(11月10日)

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平成28年度「市民公開講座」

 

平成28年11月10日に、「第7回 市民公開講座 田川の医療を守ろう」を田川青少年文化ホールで開催し、市民や医療関係者など214人が参加しました。 

今回は、こどもの医療を取り上げ、福岡市立こども病院院長の原寿郎先生が特別講演を行いました。また、当院小児科の3人の医師が「市立病院小児科の取り組み」について講演しました。        

 
 

○特別講演                                                                           

    座 長  福岡県立大学 学長 柴田 洋三郎さん 

 

 「こどもと病気-その原因・治療・予防-」 

   福岡市立病院機構福岡市立こども病院 院長 原 寿郎さん

          

   

○講 演

    座 長  田川市立病院 病院長 鴻江 俊治

 

 「医療改革と田川の医療」  田川市病院事業管理者  齋藤 貴生

   

 

  「市立病院小児科の取り組み」

 

     「田川市立病院小児科の現況」  小児科 部長 菅 尚浩

       「小児科から見た子どもの弱視予防について」   小児科 医長 尾上 泰弘

    「当院で出生した新生児の現状」   小児科 医長 倉田 浩昭

   

     

原先生 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原 寿郎先生を紹介します。

臨床では、臨床免疫・臨床遺伝を専門とされています。

九州大学名誉教授であり、日本医療研究開発機構(旧厚生労働省)難治性疾患実用化研究事業研究班 研究代表者としても国内外で活躍するとともに、平成27年4月から福岡市立こども病院において、日本・世界の病めるこどもたちの未来のため、小児・周産期医療の発展に尽力されています。

 

 原先生は、遺伝子や感染症、飢餓-肥満、エピジェネティクス、血管心臓疾患の5つの項目でこどもと病気について講演しました。

 講演では、古代(縄文)から現代(平成)までの感染症の歴史から予防接種の重要性を示しました。また、人は遺伝因子(DNA)、環境因子とエピジェネティクス(DNAの配列変化によらずに遺伝子発現を制御・伝達するシステム:例 心理状態、社会生活、薬物、食事、季節変動、病気など)の3つが影響するとのことで、こどもの生活環境、教育環境、食生活と共に親の生活環境、食生活も従来考えられた以上に重要であると述べられました。

 

齋藤先生

 齋藤病院事業管理者は、田川市立病院再生や田川地域の医療の改善について報告しました。企業の再生と病院の再生の違いを比較しながら、市立病院がどのように再生したかを説明しました。また、地域医療構想や地域包括ケアシステムの構築など田川地域における医療提供体制改革への対応、田川地域における医療完結型医療の構築、田川地域の医療環境の改善への取組を紹介しました。

 

菅先生

 菅先生は、田川市立病院小児科が行っている外来や入院、夕方診療、院外業務、業績を紹介しました。時間外の夕方診療を平成25年に開始し、患者さんが増加したこと、田川地域の小児の予防接種率向上に向け地域の医療機関と協働でワクチン読本を作成したことにより、田川地域の予防接種率が向上したことを示しました。田川地域の小児の予防接種率が上がれば、将来田川地域で感染症が拡大することを未然に防げるとのことでした。

 

尾上先生

 

 尾上先生は、乳幼児の弱視予防について講演しました。乳幼児の視力は約8歳で成長が止まるため、目の異常を早期治療できないと弱視になり回復が難しいと説明しました。そこで、尾上先生は5秒で詳細に目の異常等を測定できる最新機器を紹介し、3歳健診で活用すれば早期発見・早期治療が可能になると話しました。

 

倉田先生

 倉田先生は、対応可能な母体・新生児、分娩体制、出生数の変化などの当院の体制や新生児は産科を退院してから1か月健診までに様々なトラブルがあることを説明し、分娩は小児科医がいる医療機関を薦めました。

 分娩には、自然分娩、促進・吸引を行う分娩、帝王切開で行う分娩がありますが、当院では自然分娩以外の分娩に小児科医が立ち会っており、産科と連携して新しく生まれてくる命を守っています。

 

 

  
 講演 講演

 

 

 

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