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田川市立病院第2期中期事業計画

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■第2期中期事業計画(平成26~29年度)の概要

  •  田川市病院事業管理者 齋藤貴生
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  •  田川市立病院では、第2期中期事業計画を策定しましたので、その概要についてお知らせします。

    まず、第1期(平成2225年度)においては、病院事業管理者のもとで策定された中期事業計画にもとづき、市立病院の再生に向けて医療・経営の改革が実行されました。資金面については、基準外繰り出しと経営努力により、不良債務をほぼ2年で解消することができました。激減していた医師については、全国的に新たな獲得が極めて困難な状況下ではありましたが、多くの努力と大学側の配慮により常勤医師32名、非常勤医師45名を招聘することができました。並行して急性期医療への転換、高度医療機器の整備、電子カルテ導入等を行い、DPC病院の承認を得ました。その結果、市立病院の各診療科はほぼ再建され、がん、心臓疾患、腎臓疾患等の高度・専門医療、一般医療、さらには周産期・小児医療が適正に提供され、地域中核病院としての役割を果たしています。このように、市立病院は医療・経営の危機をほぼ克服し無事に再生を果たすことができました。

    2期については、外部環境及び内部環境調査を再度実施して新たな戦略を立て、第2期中期事業計画を策定しました。因みに、本計画は4年前に策定した中期事業計画(平成22年度~29年度)の後半部分とは異なるものです。内容も地域医療への取り組みを行う地域医療計画が加わり、再建計画、事業計画および地域医療計画の3計画からなります。

    2期中期事業計画では、市立病院の医療・経営の基盤をさらに整備して再生をより確かなものにするとともに、田川で必要とされる医療を適正に提供できる質の高い地域中核病院を創造することを目指しています。第1は、市立病院における医療の質(診療、患者サービス、経営の3本柱)を向上させ、市民が「質が高く安心できる医療を、気持よく、安価に受けられる」ようにすることです。

    第2は、田川地域の医療環境を向上させるために地域中核病院としての役割を果たすことです。具体的には、田川地域では、4大死因疾患の死亡率がいずれも県内でワースト上位ですが、これを改善することが求められます。

    3は、田川保健医療圏内での地域完結型医療を実現することです。田川保健医療圏の入院患者の流出率は33%に達しているため、田川地域内での医療機関のネットワーク化や診療情報の共有等を進め、住民の医療へのアクセスを改善し、通常の2次医療については田川地域内でほぼ受けられるようにすることが必要です。

    最後は、2025年問題を踏まえ、国の新たな医療改革に対応することです。具体的には、地域医療ビジョン、急性期・慢性期・在宅医療の連携、医療と介護の連携、地域包括ケアシステムなどです。なお、2025年の課題に対応するための一助として、今回は田川保健医療圏における必要病床機能の将来予測調査を行い計画策定の参考にしました。

     第2期では、ビジョンとして「地方の医療創生は田川から」を掲げました。本計画が着実に実行され、4年後には田川市立病院が、中小都市における地域中核病院として地方の医療創生に先導的な役割を果たし、「地域中核病院として日本の模範になる」ことを願うものです。

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  • ●経営改善推進委員会

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