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病院長あいさつ

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平成30年4月

 

松隈病院長

病院長 松隈 哲人

 

           「地域中核病院として」
 

 

田川市立病院は平成22年度から齋藤病院事業管理者のもと、全職員が一丸となって病院の再生と改善に取り組んでまいりました。その結果、病院運営は軌道にのり、現在25診療科、342床の急性期病院として約400人の職員が勤務しています。平成29年12月には病院組織全体の運営管理と私たちが提供している医療の質を客観的に評価・確認する目的もあり、日本医療機能評価機構による病院機能評価を受審し、平成30年3月に認定されました。
 さて、現在日本は本格的な高齢化社会を迎え、それに対応するために田川でも地域の医療環境は大きな変化を迎えようとしています。

 

田川市立病院の基本理念
「市民のため 市民とともに 全職員力を合わせ田川の医療を守る質の高い市立病院を創造します "地方の医療創生は田川から"」

 

この理念のもと、今後も市立病院は地域の中核病院として地域の皆様に必要な医療を提供し、他の医療機関とも連携しながら地域の皆様の病気は地域で治す、地域完結型の医療を目指しています。そのための取組として、平成23年には地域でご開業の先生方と共同で診療を行うための開放型病床を設置し、平成28年4月には急性期病床と在宅療養を繋ぐ地域包括ケア病棟を開設しました。また、救急医療については平成28年10月に救急専門医を招聘し救急科を開設、平成29年2月には高度急性期医療を行うためのHCU(ハイケアユニット)6床を設置しました。
 そして、当院は県指定災害拠点病院であり、災害発生時に傷病者の受け入れを行うだけでなく、災害派遣医療チーム(DMAT)が院内のメンバーで構成され、最近では平成28年の熊本地震などにも派遣され活躍しています。


 公立病院の役割としては不採算医療である小児科・産科の診療も重要です。田川市の二場公人市長が掲げる田川再生のための4本の柱のうちの1つ「子育て支援~安心して子育てできるまち~」の実現のためにも小児科・産科の充実は欠かせませんが、現在当院には常勤で3人の小児科医、4人の産婦人科医が在籍し熱心に診療に取り組んでいます。また、平日夜間(午後6時~10時)の小児科急患診療は九州大学小児科医師の応援を受けながら行っており、共働きのご家族などの子育てに安心を提供することにつながっています。


 最初にも触れましたが、今後の社会のあり方として要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けるために住まい・医療・介護・予防・生活支援が包括的に確保される体制(地域包括ケアシステム)の構築が地域ごとに求められています。その中で公立病院である当院は急性期の医療を担うだけでなく、院内外の多職種が関わる医療と介護をつなぐ役割も求められています。今後も田川市および近隣地域の中核病院としての重責と期待を重く受け止め、職員一同、努力してまいります。

 

 

 


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