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診療科(医師)の紹介

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腎臓内科

最終更新日 [2017年7月4日]  

腎臓内科

 

 

【診療体制】
 現在、3人の常勤医と、九州大学病院からの非常勤医1人の計4人体制で診療にあたっています。田川二次医療圏内で唯一の腎疾患診療チームとして、検尿異常から慢性腎臓病(CKD)、腎不全・透析療法に至るまでを、地域の病院やかかりつけのクリニックと連携して継続した診療を行っています。
 また、当院は田川地区唯一の透析導入病院です。血液透析、腹膜透析あわせて年間50人前後の新規透析導入を行っていますが、在宅医療の利点を生かす、医療資源を有効活用する、といった点から、患者さんが希望される場合は、腹膜透析を選択しやすい環境づくりを進めています。
 現在、当院の在宅血液透析患者は0人となりましたが、ご希望の患者さんには臨床工学技士とのオリエンテーションを行い、在宅血液透析トレーニングができる体制をとっています。

・透析センター:透析ベッド数 50台、月水金(午前、午後)、火木土(午前)
・血液透析患者数: 外来約100人、入院15~20人(急性期入院)
・腹膜透析患者数: 35人

 

【腎臓病について】
 おそらく日本に住むすべての人が、健康診断などで尿検査を受けた経験があると思います。尿検査の異常は、人口の1.8%にみられるといわれており、田川市郡に当てはめると2200人いることになります。また、腎臓の機能が低下している人は人口の10.6%とされており、田川市郡に1万3000人も存在することになります。腎臓病は、決してまれな疾患ではありません。さらに、田川市郡で透析を受けている患者さんは、全国と比べると1.36倍多いと推計されます。
 慢性腎臓病(CKD)といわれる状態は、はじめから腎臓が悪くなる腎炎などよりも、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症といった生活習慣病からくることが非常に多く、最終的に透析導入となってしまう方の原因で最も多いのは、糖尿病です。
 当科では、これらの問題に対応するために、早期からの治療が行えるよう、健康診断やかかりつけの先生との連携を行っています。機能の低下した腎臓を回復させることはできませんが、早期から生活習慣の改善ができれば、腎臓病の悪化は抑えることが可能です。糖尿病からの腎不全も、早期から集中した生活改善、食事改善を行うことで、アルブミンという早期の尿蛋白は消えてしまうことが知られています。栄養士による栄養指導は生活習慣病にとって最も大事な治療といえます。
 それでも腎不全が進行して透析になってしまう方は少なくありません。透析は延命治療ではなく、日常生活を継続できる非常に積極的な治療です。透析が必要になっても健康寿命を延ばせるよう、やはり自分の健康管理は必要です。
 腎臓病の全ての時期において、医師、看護師、栄養士、薬剤師、ソーシャルワーカーなど病院全体でのサポートを心がけています。地域の医療機関の先生方と連携して可能な限り多くの腎臓病の方々の診療に携わりたいと考えております。

 

【診療内容】
 (1) 検尿異常(尿タンパク、尿潜血)や腎障害に対し、腎生検などを行い治療可能な腎疾患を診断し、積極的に治療しています。
 (2) 慢性腎臓病に対する腎保護療法として、生活習慣・食事指導、薬物療法を行っています。かかりつけ医から多数の紹介をいただいており、原因診断や内服調整などの情報提供を含め連携をとっています。
 (3) 糖尿病性腎症は最も多い腎臓病です。糖尿病内分泌内科・循環器内科とも連携して透析導入、予防、心血管合併症対策を行っています。
 (4) 腎不全患者に対する透析療法として、腹膜透析、血液透析の双方を選択できる体制をとっています。腎移植希望者は移植医療機関へ紹介しています。
 (5) 血液透析患者のシャント不全に対して、PTA(血管内治療)を行っています。血管の荒廃したケースでは人工血管内シャント、長期留置カテーテルも行っています。
 (6) 他科入院の必要な透析患者の入院透析を行っています。
 (7) 院内からの腎障害、尿異常、電解質異常、輸液管理などのコンサルテーションに対応しています。
 (8) CHDF、血漿交換、エンドトキシン吸着、CARTなどの特殊血液浄化、アフェレーシスに対応しています。

 (特定疾患に対する治療)
  ・IgA腎症に対する扁桃摘出+ステロイドパルス療法(扁桃摘出は近隣の耳鼻科へ手術を依頼しています)。
  ・常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)に対するトルバプタン療法

 

【診療実績(一部)】

 

26年度 

 27年度

28年度

腎生検

15

32

25

血液透析導入

43

47

38

腹膜透析導入

5

8

9

手術

106

104

118

人工血管関連

12

7

13

腹膜透析関連

13

21

29

PTA

133

105

162

 
【現在の活動】
 (1) 健康診断からの慢性腎臓病(CKD)予防連携システムがさらに活用されるよう、田川医師会や田川保健福祉事務所との協議をすすめます。
 (2) 慢性腎臓病(CKD)の重要性を地域住民の皆さん、かかりつけの先生に広く知っていただけるよう、講演会や市民講座などの活動を活発化させています。
 (3) 生活・食事指導の重要性を意識し、教育入院や外来での教育・指導体制を整える活動を行っています。
 (4) 腹膜透析がさらに地域や介護領域に根付くよう、年3回の院外向け研修会など、普及活動を継続しています。

 

 

【スタッフの紹介】

  

 

    大仲医師 

大仲 正太郎(おおなか しょうたろう)

  医長 平成17年卒 

 

[専門分野]腎臓病一般、腹膜透析                                 

[主な所属学会及び取得資格]

 日本内科学会認定内科医

 日本透析医学会専門医

 日本腎臓学会専門医

 日本静脈経腸栄養学会

[ひとこと]

 平成26年4月から田川の医療に従事させていただいています。腎臓専門領域、生活習慣病を主軸に、内科医として田川の健康を守る一助となれるよう努めます。

 院内では、NST(栄養サポートチーム)のメンバーとしても活動しています。

 

 

                                                                                                                                         

    吉田医師



 

吉田 健(よしだ たけし)

  医員 平成22年卒

 

[専門分野]腎臓病一般、透析                                

[主な所属学会及び取得資格]

 日本内科学会認定内科医

 日本腎臓学会専門医

 日本透析医学会

[ひとこと]

 腎臓内科スタッフとして、田川の医療に貢献できるように頑張りたいと思います。

 よろしくお願いします。                                                                                                             

 

 

 

    末永医師



 

末永 達也(すえなが たつや)

  医員 平成26年卒

 

[専門分野]腎臓病一般                                 

[主な所属学会及び取得資格]

 日本内科学会

 日本腎臓学会

 日本透析医学会

[ひとこと]

 平成28年4月に着任しました。腎臓疾患全般について各医療機関・各分野の先生方のご協力をいただきながら診療してまいります。
 最適で最善の治療を提供できるよう心がけていきますので、よろしくお願いします。
                                                                                                                     

 

 

 

 

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