平成27年度 第1回田川市立病院がん診療セミナーを開催しました(11月13日)

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第1回田川市立病院がん診療セミナー

 

 平成27年11月13日、当院のスタッフ及び田川地域の医療従事者が、がん診療に関する知識・情報を取得し、実際の診療に役立てること及び当院と地域の医療機関との診療連携の向上を目的として、がん診療セミナーを開催しました

 第1回目の講師として、緩和ケアの専門医であるみどりの杜病院の原口勝先生をお招きし、「切れ目なく緩和ケアを提供するために~いつでもどこでも緩和ケア~」というテーマで講演していただきました。

原口勝先生

 

■講演者  

 

  公立八女総合病院企業団 みどりの杜病院 

  院長 原口 勝 先生

 

 

 講演の一部をご紹介します。

 

講演

 

 ホスピス緩和ケアを提供する形態には、(1)ホスピス・緩和ケア病棟、(2)一般病棟の緩和ケア支援チーム、(3)ホスピス・緩和ケアの専門外来、(4)訪問診療・訪問看護・訪問介護などの地域における在宅サービス、(5)デイケアがあります。 
 各形態にはそれぞれの役割があり、緩和ケア病棟を例に挙げると、緩和ケア病棟は自宅で過ごせなくなった患者さんの緩和ケアを行うだけでなく、在宅ケアのバックアップなどの役割があります。

緩和ケアとは

 原口先生によると、切れ目なく緩和ケアを提供するためには、ホスピス・緩和ケアの専門外来が重要な役割を担っています。なぜなら専門外来では症状緩和だけでなく、ギアチェンジ(抗がん剤治療から緩和ケアへの気持ちの切り替え)や療養の場所の相談も担っているからです。

 多くの方は安らかに死を迎えるために行う医療を緩和ケアと思っているかもしれませんが、私は緩和ケアとはよりよく生きるための医療と考えていますと述べました。

 

講演

  質疑応答では、緩和ケア内科や外科の医師、緩和ケア認定看護師など、実際にがん患者さんと向き合っているスタッフから、多くの質問がありました。その中で、患者さんが在宅での療養を希望していても、その家族は負担が大きいので難しいと考えている場合、どのように接したり、家族にアドバイスしているのかという質問に対して、 原口先生は、自身の経験から、なぜその家族は在宅が難しいと考えているのかということをよく聴き、解決の手立てを考えてきたと答えました。
 参加した医師からは「みどりの杜病院の地域での役割などを知り、先生方の取組に感銘を受けた」との感想がありました。
 日頃の迷いや疑問などを共有し、原口先生の意見を聴いたことで、スタッフの緩和ケア、そしてがん診療への理解が深まり、今後の診療に大変有意義なセミナーとなりました。

質疑応答

 

質疑応答

 

質疑応答


 
 
 
 
 
 
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